【実践例あり】早朝トレーニングの取り組み方とメリットについて

筋トレ・ランニング・競技練習。様々なトレーニングがありますが、どのトレーニングにも早朝取り組むと大きなメリットがあります。

僕自身、仕事や家事・育児を終えた夜にトレーニングを積む日々を送っていましたが、早朝のトレーニングに切り替えたことで得た気づきがありましたので、経験を交えて紹介させていただきます。

僕が早朝トレーニングを行うようになった理由

僕は日常的にウェイトトレーニング、ランニング、ロードバイクのトレーニングなどを行っています。

以前までは子供を寝かしつけた後に行っていたのですが、自分も寝落ちしてしまってトレーニング頻度を保つことが難しくなったので、子供と一緒の時間に寝て早朝にトレーニングをすることにしてみました。

トレーニング頻度の改善以外にも、様々な生活の改善が見られたため、子供を寝かしつける生活が終わっても早朝のトレーニングは続けていきたい習慣と考えています。

早朝トレーニングをするメリット/デメリット

僕が早朝トレーニングを取り入れてみて感じたメリット、デメリットは以下の通りです。

メリット

  • 夜にだらだらする時間を削減できる
  • 睡眠の質、量を保ちやすい
  • 朝から頭がはっきりする
  • トレーニングの時間を確実に確保できる
  • 夜の子供とのふれあいの時間に集中できるようになった

一つ一つ見ていきましょう

夜にだらだらする時間を削減できる

第一のメリットが夜に動画を見たりSNSを見たりするだらだら時間が無くなることです。細かく言うと、「延々と」だらだらすることがなくなります。

これは夜だとその気になれば睡眠時間を削ってだらだらとできるのが、朝だと朝の支度や出勤など、エンドが決まっている時間帯になるためです。

また、エンドが決まっていると無駄なことに割く時間がないため、テキパキとやるべきことに動くことができます。僕の場合それがトレーニングです。

夏休み終盤に焦って宿題を片付けるアレと一緒ですね。

夏休み初日から宿題に手を付けられる人類がいないことからも、このメリットは万人に恩恵を与えるのではないでしょうか。

睡眠の質、量を保ちやすい

1つ目のメリットでお伝えした通り、「夜にだらだらする時間」という読めない時間で睡眠時間が減ることがありません。

朝起きる時間に合わせて就寝時刻を設定すると、22時などのある程度早い時刻になると思います。就寝時刻が早いと、夜に無駄なことをし始める余裕がないので早く眠りにつきやすく、結果として安定した睡眠の時間を確保できます。

また、夜のスマホいじりやトレーニングなど、睡眠の質の低下につながる行動を行わないようになることでより良い睡眠をとることにもつながります。

そして、仮に夜早く眠れないような用事が入った際にも、もともと早朝に起きる予定だったものを起きる時間をずらすことで睡眠時間の調整ができます。

遅く寝る場合は夜に入った予定を調整する手段として睡眠時間を削るしかありませんが、早朝の起床を前提としていると起床時間をずらすことで睡眠時間の確保を行うことができるのです。

朝から頭がはっきりする

早朝からトレーニングを行うと、今まで起床していた時間には体がポカポカ、頭もバチバチに起きています。

僕はサラリーマンですので通勤が発生するのですが、今まで睡眠にあてていた通勤時間にも新聞のチェックや勉強のための読書などにあてることができるほど頭がさえるようになりました。

もちろん、勤務を開始したときには起床時間が遅い方に比べて比べ物にならないくらい脳みその準備はバッチリです。

トレーニングの時間を確実に確保できる&夜の子供とのふれあいの時間に集中できるようになった

この二つは「寝かしつけで寝落ちして夜トレーニングができなくなった」というちょっと特殊な状況下において発生したのでまとめてご紹介します。

ただ、以外と小さなお子様を持つ人で「夜の時間を持てない」という人はいるのではないでしょうか。

そして、夜起きていたいがために子供を早く寝かせるよう焦ってしまう、絵本をゆっくり読むような時間でも夜の時間を気にしてしまう、などあるのではないでしょうか?

僕は早朝起きるために夜は子供と一緒に寝るようになったことで、夜のふれあいの時間をゆっくりと楽しむことができるようになりました。

デメリット

  • 昼間に眠くなる
  • 睡眠時間を削ったトレーニングができなくなる

こちらも一つずつ見ていきましょう

昼間に眠くなる

僕は早朝トレーニングを始める前から昼寝をする生活をしていました。

そのため、昼に近づくと「そろそろ寝たいな」と思うのですが、その時間が少し早まるようになりました。

とはいえ、睡眠時間は十分に取れているので仕事やその他の活動が困難になるほどの眠気というわけではありません。

しかし、トレーニングの内容によっては眠気を感じやすくなる可能性があるため注意が必要です。

僕の場合、ウェイトトレーニングでは眠気を感じにくいですが、長距離のランニングを行った日は眠気を感じやすいです。

ご自身の体の反応と相談の上、日中のスケジュールに合わせてトレーニング内容を変更するとより良いかと思います。

睡眠時間を削ったトレーニングができなくなる

夜間のトレーニングだと、その気になれば睡眠時間を削って何時間でも行うことができます(笑)

早朝だと、朝の予定が後に詰まっているので当然そんな真似はできませんね。

以前は夜中の2時までトレーニングをしていることもありました。

当然、まともな睡眠はとないです。その日はトレーニングに満足できても中長期的に見て全くメリットはないので、睡眠時間を削ったトレーニングは行わないに越したことはありません。

夜のトレーニング例

ここまで早朝トレーニングについて語ってきましたが、僕はもともと夜にトレーニングをしていました。
そんな僕のかつての1日を紹介します。
結論から言うと、睡眠時間が足りずに日中眠くなることや、寝かしつけで寝落ちする(しかも寝る準備をしないままの寝落ちなのでだるさが残る)ことが多かったです。

ある日の夜トレーニング
  • 06:30
    起床

    朝の準備をします。
    前日の疲れが残り、7:00近くまで眠ってしまってバタバタすることもありました。

  • 07:30
    出勤
  • 20:00
    帰宅
  • 21:00
    寝かしつけ開始

    寝かしつけの開始です。
    その後起きてトレーニングをしたいので、寝かしつけつつ眠らないことに必死です。

  • 22:00
    寝かしつけ完了

    手ごわい寝かしつけが完了。
    1時間もかかりました。
    ここで寝落ちしてしまうことも。

  • 22:30
    トレーニング開始

    眠い目をこすり布団から這い出したり、コーヒーを飲んだりでトレーニング開始するまでに時間がかかります。
    ここで体が眠りから覚めずにぼーっと携帯をいじってしまいトレーニングできないことも。

  • 24:00
    就寝

    直前のトレーニングやコーヒーの影響で寝付けないこともありました。

早朝のトレーニング例(僕の場合)

早朝のトレーニングを取り入れてからのある1日の例です。
メリットに挙げた効果を強く感じており、寝かしつけが終わった後もこの生活を続けたいと思っています。

ある日の早朝トレーニング
  • 05:00
    起床

    軽食を食べたり、前日やり残した家事や朝の支度の仕込みをします。
    軽食はバナナと腸活メニューが主です。
    朝の支度は、お茶の準備や朝に炊飯するご飯の浸水などです。

  • 05:30
    トレーニング開始

    ウェイトトレーニング、ランニング、室内バイクのいずれかを行います。
    トレーニング日程の決め方はまた別の記事でご紹介します。

  • 06:30
    朝の支度開始

    朝食・お弁当の用意、洗濯物を干す、保育園の準備などを行います。
    特に早朝トレーニング生活を始めてから、朝にしっかり浸水させたお米を炊けるようになったのでおいしいです。

  • 07:30
    出勤

  • 20:00
    帰宅

    帰宅後はご飯に間に合えば家族そろってのご飯を食べます(たまに一人で遅れて食べます)
    その後は息子とお風呂に入ったり、絵本を読んだりして過ごします。

  • 21:30
    就寝

    子供を寝かしつけつつ、就寝です。
    妻曰く、大体僕のほうが子供よりも早く寝落ちしているそうです

早朝トレーニングを成功させる秘訣

  • 朝にやりたいことを設定する
  • 自分に必要な睡眠時間を把握して、就寝時刻を設定する
  • 1回思いっきり早く寝て早起きしてみる

朝にやりたいことを設定する

これはすごく大事です。

朝にやりたいことがないと、結局早起きではなく大量の睡眠をとることになります。

朝に何をして、それを積み重ねた結果〇週間後、〇年後にどうなっていたいのか、、、それをしっかりとイメージすることで行動に移していきましょう。

自分に必要な睡眠時間を把握して、就寝時刻を設定する

一般に、長寿とされる睡眠時間は7~8時間です。

僕の場合は6時間睡眠が続くと日中のだるさが増し、7時間睡眠だと頭がはっきりします。

いろいろな睡眠時間を試してみて、自分に適切な就寝時刻を設定してみてください。

その際、同じ睡眠時間での生活は少なくとも1週間は続けてみてください。1日だけなら問題ない睡眠時間でも、続けると週の半ばに体力が尽きる、ということもあり得ます。

自分にとって、毎日続けられる睡眠時間を設定するようにしましょう。

1回思いっきり早く寝て早起きしてみる

一度早起きできてさえすれば、夜には眠気を感じて入眠しやすくなります。

色々考える前に一度がっつり早寝早起きしてみる!というのも手段の一つです。

最後に

早朝にトレーニングを行う生活についてつづってみました。いかがでしたでしょうか。

トレーニングを他の何かに置き換えてもいいと思います。

また、早起きは手段の一つにしかすぎません。

自分に合ったライフスタイルを見つけて、心地よいサイクルをぜひ見つけてみてください!

コメント

タイトルとURLをコピーしました